雨漏りを放置すると?人間にも悪影響が・・・
- 2020.03.20
雨漏りをそのまま放置してしまうと、建物がどんどん傷むだけではなく、住んでいる私たちにも様々な悪影響を与えてしまいます。
まず、壁などが濡れて湿気が強くなることから、カビが発生しやすくなります。雨漏りのある天井や壁、柱の部分などに起こると、その部分を中心にカビが発生し、見た目はもちろん良いものではありませんし、健康被害の原因にも繋がってしまいます。
一度カビが発生すると、目には見えないカビの胞子が部屋の中に現れ、それを知らない間に吸い込むことで、喘息などのアレルギー症状を起こす場合があります。
カビを抑えるための応急処置として、カビ取り剤を使用してカビを除去したとしても、カビの原因となる雨漏りを改善しなければ、また同じような状態に陥ってしまいます。
また、カビは、ダニの餌にもなるため、多くのダニを繁殖する原因にもなってしまいます。ダニもカビと同じく、様々なアレルギー症状を起こす原因となるため、最初は少しずつの健康被害でも、そのまま放置することで、いずれ大きな健康被害が現れてしまう可能性が高くなるので危険です。
このように雨漏りは、建物だけではなく、そこにいる人間にとっても大きな影響を与えてしまうものとしてしっかり改善することが重要です。