雨漏りを放置すると?建物が劣化する!
- 2020.04.20
建物のどこかに雨漏りが起こりはじめたら、すぐに何かしらの対処を行うようにしましょう。
もしも、雨漏りしているけれど、このくらいならまだ大丈夫だろうと放置してしまうと、建物は想像以上に早く確実に劣化していってしまいます。
雨漏りをそのまま放置することで起こる建物へ与える被害は、まず見た目がとても悪くなってしまいます。雨漏りが起きると天井のクロスや壁紙が雨で濡れた状態となり、その後シミになって残ってしまいます。
そうなると、なんとも言えない気持ちの悪い状態となります。
また、見た目だけではなく、普段私たちの目に触れることのない建物の内部にある木造部分が腐敗していくこととなり、建材自体の強度が低下してしまいます。そうなると、建物の構造上の安全性が保てなくなってしまうので、かなり危険です。
見た目には、それほど気にならない雨漏りでも、実は建物内部はかなりの傷みが出ているという場合もありますし、そのような状態になった木材には、シロアリが大量発生する危険も伴います。
また、雨漏りによって配電盤など電気の通る大切な場所が濡れてしまうことで漏電を起こす危険も伴うので、あらゆる面で建物全体が危険にさらされてしまうのです。
もしも雨漏りが起こってしまったら、少しでも早く補修工事を行うようにし、できれば雨漏りを起こす前のメンテナンスを定期的に行うようにすると、余計な費用の負担なく、建物を雨漏りから守ることができます。